メールや電話でのやり取りの後、実物のぬいぐるみを目の前にお客様とどのように修理するかを決めていきました。しかし、時には生地の耐久性に限界があるときは 修理というよりも、ぬいぐるみ自体を複製せざる終えないこともあります。しかし、出来るだけ現状の状態で修理を進めていくためにいろいろなアイディアを出し合いお客様のご要望に応じていきます。修理必要な箇所は単純に破れたところを縫い合わせて修理することを考えますが、今回のお問い合わせでは出来るだけ修理後に見栄えもよく、耐久性のあるものにさせるために、皮膚の生地の移植手術をおこないました。破れた生地を新しい同じ色の生地にかえたとしても、どうしても古い生地と新しい生地の発色に相違がみえて不自然な表情になってしまいます。今回はあえて新しい生地を使用せず、頭部の部分の生地をとり使用しました。また、頭の部分にはあたらしく毛を生やし、新しい人形にうまれかわりました。薄くなりかけている生地の部分は、生地の後ろから特性のりでのりうちし補強しておきました。 

抱き人形

治療後